CHASER−Z写真館
「第126回・中山大障害」編・第2部

この瞬間、この場所は2003年にタイムスリップ…




レースはまだまだ始まったばかり、2つ目の障害・水濠障害です。
最初の正面通過のここで流れに乗れるかどうかがレースの鍵を握っています。

有力馬が中盤に 後続各馬も順調に

最初の難関・大竹柵障害。通称は「バンブー・モンスター」
今年は全馬無事に飛越していきました、そして場内からは拍手が…

逃げるブランディスと2番手追走メルシータカオー ウインマーベラスも前をじっくり見てレースを…
全馬無事に飛越成功! 今度はコースを逆周りに大生垣が目指して

2番目の難関は赤レンガこと大生垣障害。「レッド・テラー」とも表現されます。
そしてここで2001年の覇者・ユウフヨウホウにアクシデントが…

ブランディスとメジロライデンがレースを引っ張り ここでユウフヨウホウが躓き、飛越に失敗…
田中剛騎手は落馬、鎖骨骨折の怪我を負ってしまいました 他の12頭は無事クリアしたものの…

レースは2頭が落馬したものの、11頭が最後の直線勝負に…
このとき猛追するウインマーベラスの身に起きた故障には誰も気がつかず。

ブランディス、このまま最後まで押し切るのか? 後ろの馬も最後まで諦めずに完走を目指して…



重賞初挑戦も得意の中山コースでその実力を見せ付けたブランディスが逃げ切って優勝。
その巧みな飛越、無尽蔵なスタミナ、父譲りの瞬発力…新しい関東のエースが誕生しました。
大江原隆騎手は重賞2勝目が共にジャンプG1、兄弟での大障害制覇の偉業も達成しました。

優勝のレイを掛けられ表彰式に… 大障害特製の馬服が誇らしげです
勝利騎手のカップを受け取る大江原騎手 第126回中山大障害優勝
ブランディス
父・サクラバクシンオー×母・メゾンブラッシュ
馬主: (有)サンデーレーシング
調教師: 藤原辰雄
騎手:大江原隆
生産者:ノーザンファーム(早来)
成績:8戦5勝
獲得賞金:1億4760万円
そして、大江原隆騎手は障害競走通算100勝を、
ジャンプG1で達成という、強運を引き寄せました。

障害100勝おめでとうございます。
これからも1日でも長く乗り続けて、
勝ち星を101・102…と増やしてください。
誰もがいつかは来るその日まで応援しています。
大江原騎手・障害100勝達成!


レース前&パドック編
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